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宇宙地球研
立教大学 宇宙地球系物理学研究室のホームページにようこそ!
地球惑星物理学から宇宙物理/天文学まで幅広く研究
「はやぶさ2」「あかつき」「X線天文」「高エネルギー宇宙」
「系内(+系外)惑星」から「銀河系内(+外)」に広がる観測的な研究
News & Topics
2023年4月19日 理学部の亀田真吾教授が公益社団法人日本地球惑星科学連合の「第5回地球惑星科学振興西田賞」を受賞
理学部の亀田真吾教授が公益社団法人日本地球惑星科学連合の「第5回地球惑星科学振興西田賞」を受賞しました。地球惑星科学振興西田賞は、地球惑星科学の分野において国際的に高い評価を得ている優れた中堅研究者に授与されるものです。
詳細情報: プレス発表
2022年5月19日 物理学科田口真教授が地球電磁気・地球惑星圏学会田中舘賞を受賞
物理学科田口真教授が地球電磁気・地球惑星圏学会田中舘賞を受賞しました。田中舘賞は,地球電磁気および地球惑星圏科学において顕著な学術業績をあげた研究者に授与されるもので,1948年から続く歴史のある賞です。
詳細情報: プレス発表
山田真也准教、一戸悠人助教が参加する国際共同研究グループは、大強度陽子加速器施設 J-PARC(※1)で供給される世界最高強度のK-中間子ビームと超高精度“温度計”を用いて、K中間子に働く「強い相互作用」の測定精度を飛躍的に高めることに成功しました。
※1 大強度陽子加速器施設 J-PARC ( Japan Proton Accelerator Research Complex )
茨城県東海村にある大強度陽子加速器と利用施設群の総称。その中のハドロン実験施設では、高エネルギー陽子ビームを金の標的に当ててK中間子やπ中間子などの二次粒子ビームを生成し、素粒子や原子核ハドロンの実験的研究が行われている。
詳細情報: プレス発表
2022年2月19日 2021年度修士論文発表会
物理学専攻の修士論文発表会が行われました。昨年に引き続き、今年度も新型コロナウイルス対策のためオンライン開催となりました。山田研究室所属の土岡 智也さん(発表タイトル "超新星残骸 G350.1‒0.3 と Cassiopeia A のX線観測 で迫る爆発の非対称効果" )が最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。 修士2年のみなさま、発表お疲れさまでした。
立教大学宇宙地球研 OB の池田拓馬さん(2016年度修士課程修了)の研究成果が Publications of the Astronomical Society of Japan (PASJ) に掲載されます。この研究では、超新星残骸カシオペア座Aに存在するジェット状構造から世界で初めて安定チタンを検出し、このジェット状構造の形成メカニズムとして“弱い“ジェット機構が必要であることを示しました。共著者として、内山泰伸教授、佐藤寿紀助教、日暮凌太さん、土岡智也さん、山田真也准教授が参加しています。
詳細情報: 論文
2021年5月25日 亀田研 リュウグウ上で最も始原的な岩塊を発見
原題: Anomalously porous boulders on (162173) Ryugu as primordial materials from its parent body坂谷尚哉助教が中心となった共同研究グループが,小惑星探査機「はやぶさ2」の観測により小惑星リュウグウ上で最も始原的な岩塊を発見し,その成果がNature Astronomy誌に掲載されました。共同研究者として福原哲也元助教,亀田真吾教授,田口真教授が参加しています。
詳細情報:プレス発表 論文 毎日新聞(5/25) 毎日新聞(5/26) 産経新聞
山田研究室佐藤寿紀助教が率いる国際共同研究グループによる成果が Nature 誌に掲載され,4/22号の表紙を飾りました。 本研究では大質量星の超新星爆発メカニズムの要である「ニュートリノ加熱」の痕跡を世界で初めて発見し,宇宙物理学上 の未解決問題の解明に大きく貢献しました。
2021年2月19日 2020年度修士論文発表会
物理学専攻の修士論文発表会が行われました。例年と異なり、新型コロナウイルス対策のためオンライン開催となりましたが素晴らしい発表でした。内山(+山田)研究室所属の大塚 駿平さんが最優秀賞を受賞、また、内山(+山田)研究室所属の菅谷 知博さん、田口研究室所属の秋塲 聖浩さんが優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。 修士2年のみなさま、発表お疲れさまでした。
2021年1月14日 山田研 超伝導転移端検出器TESを用いた蛍光XAFS分析に成功
立教大学理学部 山田真也 准教授、一戸悠人 助教、公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)の宇留賀朋哉任期制専任研究員、新田清文 研究員、関澤央輝 主幹研究員、東京大学大学院理学系研究科 高橋嘉夫 教授らは、超伝導転移端検出器(Transition Edge Sensors;TES)の利用を推進する国際的な専門家チーム(注1)との共同研究により、大型放射光施設 SPring-8(注2)のビームラインBL37XUにTESを持ち込み世界で初めてTESを用いた環境試料の蛍光XAFS(X線吸収分光法)(注3)分析に成功し、超微量分析や発光分光法への応用の道を拓くことに成功しました。
2020年9月24日 2020年度中間発表会
修士課程2年次の学生により中間発表が行われました。今回は新型コロナウィルスのため、ポスター発表ではなくweb上での開催となりました。初めての試みにも関わらず、研究の成果をまとめて、熱い議論を交わしていました。
2020年9月8日 地球磁気圏観測衛星「STORM」がNASAの新計画候補に
地球磁気圏観測衛星「Solar-Terrestrial Observer for the Response of the Magnetosphere (STORM)」は、2020年8月29日にアメリカ宇宙航空局(NASA)が実施する次期太陽地球圏物理探査計画の候補に選定されました。
詳細情報:立教ニュース
2020年2月20日 修士論文発表会
物理学専攻の修士論文発表会が行われました。内山研究室所属の日暮 凌太さん(発表タイトル "Fermi衛星LAT検出器を用いた超新星残骸RX J1713.7-3946、RX J0852.0-4622のGeVガンマ線の観測")が優秀賞を受賞されました。おめでとうございます。 修士2年のみなさま、発表お疲れさまでした。
修論発表の様子
2020年1月10日 博士論文公聴会
内山研究室所属の荒川真範さん(発表タイトル "かに星雲におけるPeV電子の起源の解明")、 岩崎啓克さん(発表タイトル "教師なし深層学習を用いた超新星残骸のX線分光研究")、 辻直美さん(発表タイトル "非熱的X線ガンマ線観測を用いた若い超新星残骸における粒子加速")の博士論文公聴会が1月7日、10日に行われました。 研究科の先生方から様々な質問が出ましたが、一つ一つ丁寧に答えていました。お疲れさまでした。
2019年8月02日 天文・天体物理若手夏の学校 2019 オーラルアワード受賞
日暮凌太さんが 第49回天文・天体物理若手夏の学校 で,口頭発表 (発表タイトル "Chandra X線衛星を用いた超新星残骸RX J1713.7-3946北西領域のhot-spotの解明") を行い, 星間現象分科会のオーラルアワード1位を受賞しました。おめでとうございます!
2019年7月04日 中間発表会
修士課程2年次の学生により中間発表が行われました。みなさん、研究の成果をポスターにまとめて、熱い議論を交わしていました。
2019年4月15日 逆転人生「金星探査機あかつき 執念のカムバック」放映
4月15日(月) 午後10時00分(50分) NHK総合で 逆転人生「金星探査機あかつき 執念のカムバック」が放映されます。 田口研究室で開発された赤外カメラを搭載したあかつきがテーマです。赤外カメラによって、金星夜面の雲頂高度領域の温度分布を明らかにし、 南北方向に約10,000kmにおよぶ弓状構造を発見しました。一度は軌道投入に失敗しましたが、その後の田口先生の逆転人生をご覧ください。 再放送は、2019年4月19日(金) 午後11時50分(50分)、2019年4月22日(月) 午後3時08分(52分)です。